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THERMAL TREATMENT

熱処理

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大型の熱処理炉を設置して 安定した品質と豊富なキャパシティを実現

JMCは、2021年に新たに熱処理専用の工場棟を稼働開始いたしました。これまで運用していた小型熱処理炉と併用することで、大幅にキャパシティを拡張しています。
また、2022年中にはさらに2基の拡張を予定しており、熱処理工程の完全内製化を目指しています。

水冷、空冷、クーラントを使い分け 各種熱処理条件に対応可能

水冷、空冷、クーラントを使い分け 各種熱処理条件に対応可能

アルミニウム合金は焼入れや焼きなましなどの熱処理を施すことによって、機械的性質を向上することが可能です。
JMCでは社内で熱処理を行うことで短納期を実現可能にするとともに、歪みが起きないよう鋳造品の形状を維持しながら、水冷/空冷/クーラントを使いわけています。熱処理条件はT4処理、T5処理、T6処理、T7処理の他、指定条件での対応が可能です。

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矯正治具も製品ごとに社内製作
基準となる鋳造公差等級はCT7

熱処理で歪みが発生した場合には、製品形状に応じた矯正治具を社内で製作し修正作業を行います。矯正した素材は非接触測定によって、元のCAD図面とのデータ照合を行い寸法精度をチェックします。
JMCでは鋳造公差等級CT7(鋳造公差等級についてはこちら)を自社に課しています。製品を安定して製作できる体制を自社内で整え、後工程となる機械加工でも工数を削減し、品質向上と短納期化の両立に取り組んでいます。

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